徒然ブログ 風まかせ筆まかせ

日々の気づきと雑感 食べもの、映画、本に天気が多いです

映画『ともしび』を観る

日曜日の夕ご飯時、観たかった作品にたどり着く。一番小さなシアターは、移転前を思い出すミドリ色のフワフワしたサテンのイス。さすがにこの時間は、みんなで8人だった。

物語は、ベルギーの地方のとある夫婦の夫が起こした事で、狂い始めた少しのことが大きく広がっていく、それを繕い取り戻そうとする老境に入る手前の妻の物語。主演のシャーロット・ランプリングは、『まぼろし』の演技で覚えた女優。今回も、悲哀を見事に演じていた。

年度末の日に、人生の重さや深さを知らされるいい映画を観た。充分な気分転換が出来た。 f:id:kazukun2019:20190331221701j:plain