昨日の続きを
昼ごはんのあとは、市民憩いの場所の湖へ。
晴れた空と雲が、湖面に静かに映っている。
周回のランニングコースでもあり、2500メートルの表示をランナーが越えていく。近代美術館も近くにあり文教地区の感。藤の花が咲き、白鳥ボート越しの噴水も微笑ましい。ここでボートを漕いだカップルは別れるとのウワサ、言い伝えは、どこの池にもつきもののやっかみネタだろうが懐かしい。
何を想うでもなく感じるでもなく、旅先で、ただただ意識を漂わせる貴重な時間を過ごした。
振り返ると将軍の隠居生活を送った梅の庭園にある建物が見える。訳あって外見は二階建にして、中は三階建てのもの。今はツツジ、その先は紫陽花の庭となるだろう。
乗り慣れたレンタカーは、今のクルマの最新型。いつかの買い替えのいい参考になった。お土産買いのため早く返却したところ、キャッシュバックがうれしい。
変わるところ変わらないところ、混じり合いながら発展していたことに安堵を覚え都内への列車に乗った。
そこでは、新幹線が強風で遅れとの情報。ならばゆったりの夕ご飯とすべく地下街を散策し、揚げ出しをつまみに、名古屋味噌煮込みうどんをいただき、身体を温め心とお腹を落ち着かせる。
遅れは縮まってきて20分の遅れになっていた。到着した列車の折り返しに乗るが、その時間の短縮もあれば、走行も、最後には13分遅れと、その時間を7分短縮していた。過密ダイヤの中でのやりくりの凄さに技術のありがたみを知った帰路となった。
そして今日の今は、宅急便待ち。干物を肴に一杯が楽しみだ。