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映画『レイニーデイイン・ニューヨーク』を観て、雨もまた良しとなるの巻

自粛解除明けの初映画を探していた。

金曜の仕事帰りにチケットを予約し、迎えた土曜の朝はアイスコーヒーを作りズームインサタデーを見る。

星座占いは10位。部屋にいると充実が‥‥とある‥‥

が気にしない。(書くことはかえって気にしてるのでは?との説もあり)

いつもの映画館で観たのがコレ

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『レイニーデイイン・ニューヨーク』

 

ウッディアレン監督とくれば、当然観たくなるし、明るさ軽さが自粛明けにはもってこい!

以下あらすじは公式ホームページから

大学生のカップル、ギャツビー(ティモシー・シャラメ)とアシュレー(エル・ファニング)は、ニューヨークでロマンチックな週末を過ごそうとしていた。きっかけは、アシュレーが学校の課題で有名な映画監督ポラード(リーヴ・シュレイバー)にマンハッタンでインタビューをすることになったこと。生粋のニューヨーカーのギャツビーは、アリゾナ生まれのアシュレーに街を案内したくてたまらない。ギャツビーは自分好みのデートプランを詰め込むが、2人の計画は晴れた日の夕立のように瞬く間に狂い始め、思いもしなかった出来事が次々と起こるのだった……。

 

とある。ならば期待は高まる。

一方、映画館の紹介では、

 

84歳のウディ・アレンが贈る最新作は、運命のいたずらに翻弄される、甘くて苦いラブストーリー。
セントラル・パーク、カーライル、メトロポリタン美術館など、美しい街並みが旅をしているかのように登場する。サプライズが詰まったニューヨークの魔法にかかった、男女の恋の行方は?観る者の胸を弾ませ、爽快感に満たされる、まさに雨上がりのような珠玉作が誕生した。

 

となっている。まあ、いずれもPR記述を差し引いても、監督で観たくなる映画には変わりない。

 

と、ここまで開演前に書いておいて観始めた。起床後、3時間未満の頭には、早々、登場人物の設定や背景の相変わらず早回しのような紹介が、少ししか入ってこない。それでもこれは、監督・脚本の早くストーリーを回したい故にとは理解はする。もうひとつ、久しぶりで、字幕のスピードに着いていってない自分もいた。設定の雨ニモマケズ軽やかな展開とユーモアとウイットに富んだ会話、美術館の絵画の見せ方、服装の色合いも参考になる。シアターの明るさ・暗さに丁度あった明るさ・色加減というのもストレスなく観れる要素のひとつ。雨のせいで翻弄され、変わりゆく予定も、最後は雨のおかげとなる展開。途中、いつもの、やや人生観、人生訓みたいなシーンが入るのも定番。

そうしてエンドロール45秒前での大ドンデン返しを見せて、そのままエンドロールに入っていくオチの見せ方は、毎回ながらあっぱれと思う。今回の45秒前は最短記録かもしれない。

 

雨がいい、というよりは、雨もいいもの、と梅雨時に観るにはいい映画となった。このせいか、朝の星座占い10位も最下位でないから、まあいいや、となる。