土曜の朝、暖かくなる予感の風を入れ替えたら、いつものシアター、今回は最大スクリーンの後列ど真ん中に座る。
映画『ジェントルメン』を見る。
(Yahoo映画からのあらすじ)
イギリス・ロンドンの暗黒街。一代で大麻王国を築き上げたマリファナ王のミッキー(マシュー・マコノヒー)が、総額500億円に相当するといわれる大麻ビジネスの全てを売却し引退するという情報が駆け巡る。そのうわさを耳にした強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、私立探偵、チャイニーズマフィア、ロシアンマフィア、下町の不良たちが、巨額の利権をめぐって動き出す。
というもの。
決して弾んでいるとはいえない会話からは、心理戦、言葉の表裏の解釈の粋さなんかを知る。
現実の場面と、私立探偵が描く筋書きの再現場面が巧みに入り組み、現実離れと現実を行ったり来たり頭の中を行き交う脳トレしているみたいな映画で、脚本の面白さを知った。
主演のマシュー・マコノヒーもいいが、私立探偵役のヒュー・グラントがそれ以上に格好良かった。仕草、話し方、服装、いずれもお手本にしたいオジサンに仕上がって見えた。
そうしてお昼探しにフラフラと。
そこに登場!
SL8620型の勇姿!
鬼滅の刃コラボだからというが、どういう関係かも知らないし、何よりどう見てもスイカ🍉柄??
それでも、鉄道🚃に憧れていた少年時代もあったから、コレは嬉しい!
なんちゃって鉄道少年は、プレートも楽しみで、大正12年の日立製とわかるのもいい。
運転台に登る
後ろにつながる石炭車
空の青と緑と白を見る
SLといったら、車輪の大きさ!
こころが満たされたら、お腹を満たそうと、山長さんへ
蕎麦屋のラーメンも美味しいのは、この土地ならではだが、ここはセオリーを重んじて
名代箱そばを注文する。一日八食限定には素直に弱い。
最初に運ばれるもの↓
ワサビをすりおろしてお待ちくださいなので、辛みが出ない丸を描くおろし方ですりおろす、すりおろす。
ジャーン!
オープン!
粋!
天ぷらの下にはニシンの甘露煮があり、卵焼きはふわふわでやや温かい
すりおろしたワサビはのせて食べる人
昼なのに仄暗い店内でも、このワサビのフレッシュな青さが目に入る。
静々といただく至福の時間となりました。
映画→散歩でSL見学→昼そばはワサビをすりおろしていただく という充実の時間。これだけで一日が終わってもういいかなあというところだが、欲は果てなく、おやつのたまごサンドをトマトジュースでいただく。
ベーカリーショップ「la Provence(ラ・プロバンス)」のものを、デルモンテの桃太郎トマトジュース🍅🥤でいただいた。
いつもより濃く動いた一日は、土曜の気分以上に春の陽気のせいだと感じた。