徒然ブログ 風まかせ筆まかせ

日々の気づきと雑感 食べもの、映画、本に天気が多いです

髪切って、ピザ・パスタにコーヒープレスの後、映画『ミナリ』を観る日曜日

軽い雨上がり、日曜朝イチの美容院は清々しい。

グレージュのヘアカラーと無造作カットをオーダー。

カラー時間はお店のiPadで情報収集。

予定より早いお昼は、カプリチョーザで。

pizza🍕は初の“カプリチョーザ” 気まぐれ具沢山トッピング

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具材の多様さは、味の複雑さにつながった。

時間差で出してもらうことにしたお次は、イタリア産カラスミを散らした 魚介のペペロンチーノスパゲティ

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カラスミの塩味と風味が、ペペロンチーノをアップグレードしている。

いろいろ野菜の菜園風サラダは初

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お土産フロアをひとまわりしたら、映画まで時間があるので、久しぶりの駅ビルのスタバへ。

コーヒープレスにして、豆はTOKYOローストを選んだ。

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油分までしっかり抽出され濃い味にもなるが、スッキリ豆を選んだおかげで、くどくならずにコーヒーの味わいをたっぷりと楽しめた。

こんな風にまったりしたら、コレで今日が終わってもいいかなあもあるが、チケットを購入しているので、いつもの映画館へ。駐車場がガラガラなのは、好天の証拠なのだろうか?

そうして、いつもの最小ホールの定位置最後列中央で、映画『ミナリ』を観る。

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アカデミー賞ノミネート作品賞は『ノマドランド』となり、受賞を逃したためか、全員で4人での鑑賞となった。

(以下FILUMAGAからのあらすじ)

1980年代、農業で成功することを夢みる韓国系移民のジェイコブは、アメリカはアーカンソー州の高原に、家族と共に引っ越してきた。荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを見た妻のモニカは、いつまでも心は少年の夫の冒険に危険な匂いを感じるが、しっかり者の長女アンと心臓に病を持つが好奇心旺盛な弟のデビッドは、新しい土地に希望を見つけていく。まもなく毒舌で破天荒な祖母も加わり、デビッドと一風変わった絆を結ぶ。だが、水が干上がり、作物は売れず、追い詰められた一家に、思いもしない事態が立ち上がる……。

というもの。

将来に希望を見いだそうとする父と、現実を守ろうとする母、2人の想いに挟まれる子供達。そこに、アカデミー賞助演女優賞の韓国人俳優ユン・ヨジョンの演ずる祖母が、いい役を演じている。

子供が蛇を見つけたのを、見えないものより見える方がいい。見えないことは恐ろしいと説くシーンは暗示的だし、自身の不注意で納屋に火がつき、途方に暮れるシーンも名演技のひとコマと言えよう。

家族は誰のもの、何のためのもの、病気、介護といった誰にでも降りかかる問いを、移住先という環境が変わったところで見せるのは、普遍の中に新鮮さもある。いい作品を観た。

こうして短くも濃い日曜が終わっていった。