前回記事で昼編を書いた続編。
5月26日は、皆既月食を見に出かけた。食が始まった頃にクルマで目指すは高台。気分はさながら、バンプオブチキンの名曲『天体観測』。望遠鏡ではなく、昔、マイケルジャクソンの東京ドームツアーを見るため、ビックカメラで買った双眼鏡を引っ張り出した。
すでに先客もいる。見晴らしの狭さから、どんどん移動して、着いた先がココ。
高台にある大学に来ていた。三角の建物の右に小さく点のように見えた!双眼鏡で覗くと、輪郭までしっかり見える。月食が終わり、回復していく時は、明るい部分が少しずつ広がっていく様までハッキリ見えた。
この後、階段を登り、水の流れ落ちる場所から見ていると、の音がかき消され水の音だけしている中で、ただ月を見るという風流を味わうことができた。
願わくば、もっと着込んでくるとよかったというくらいに、凛とした空気が覆っていた。
満足して帰れば、なんとベランダから南東に大きく戻ってきた月が見えていた。