ソファー寝のつもりがないのに、いつしかが定番となった帰省初日の夜。
かわたれ時となり、このまま朝としようかとも思ったが、短時間ながら質の良い眠りを求め、テレビのタイマー予約で正式に寝入る。
ストレッチしながら、キチンと起きた朝は、あっという間に夏日になっていった。それでも、県境にそびえる山の雪渓の残り方がいつもより大きいのが、今年の夏を表している。あと一週間すれば、そのピークとなる頃。
朝食の後は、水物を買い、産直へと向かう。色濃い野菜に、夏盛りの果物が並ぶ中から、昼食の冷やし中華の具材や、ブドウにメロンを仕入れて帰宅。うす焼き玉子を作り昼をとれば、エアコンを効かせて、ホットコーヒーでのんびり過ごす。
法事から帰宅した父も、場面だけに暑がっていたのから解放されていた。
日差しが強い日ほど夕陽も強く綺麗とは長年の経験値となっている。
ゆえに、西向きの部屋の戸は、障子越しに差してくる日差しで、飾り襖が、赤紫に映し出されている。
しっかり暑い日こそ、ゆったり湯船に浸かり、脚を思いっきり伸ばしてくつろぐ。しっかり汗をかくことが出来るカラダが、熱中症予防にもなるともある。
ほどよく発汗したら、水分補給と、台所の暑さ対策で初のレンチンでのトウモロコシ、午後のうちに茹でた地物が出始めた枝豆と、夏の二色を頂く。
枝豆は、先週からは直売所もオープンして、お盆過ぎの最高品種まで、色々な品種を食べることができる。
海も混んだであろう。隅田川の花火大会もそうなんだろうと、夜のニュースが知らせてくれる。
来週はオープンキャンパス。
みんなにそれぞれ、おもいおもいの夏が訪れている。