徒然ブログ 風まかせ筆まかせ

日々の気づきと雑感 食べもの、映画、本に天気が多いです

子供みこしがやって来るヤァヤァヤァ!

実家の村祭りに合わせ、朝の帰省。山越えは、雪を残した山肌の白と茶が、どうしてもガトーショコラのサワークリーム添え状態に見えてくる。そして平地に近くなるほど、山の雪は消え、その少なさからも暖冬を思い知る。

昼は、季節の魚、ますを焼き、エリンギ、きぬさや、鶏むね肉の中華炒めを作り、アサリとチンゲンサイの味噌汁で、父と食べる。

春先の村祭りは、今でも心踊る行事として、可能な限り帰省している。

子供神輿が練り歩き、掛け声とともに担ぎあげる。自身も小学生、中学生で担いでいた。今は、軽量の樽神輿だが、当時は本物、担ぎ棒も、太い角材。面取りしてあるが、少ない人数もあり、肩に食い込むのを我慢しながら村内の家々を回っていた。終わると、家々から受け取ったご祝儀を公民館のにある卓球台の上で数えて、皆で分ける。当時は子供ながら、大金を手にする事が出来た。今は、子供会の収入だとか。手にした大金は、神社の出店で、あっという間にプラモデルや駄菓子に変わっていた。今も続く行事があるのはいいもの。

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威勢のいい掛け声が、どの家先でも聞こえる!

今晩と明朝は、父から祭りの仕事を一部任された。というか名乗り出た。継承と言えば大げさだが、出来ることはする。それだけのこと。それだけのこと。

地元の春到来を告げる行事に、今年も立ち会えたことに感謝なり哉