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神事に加わり、真の住民となる

子供神輿だけに終わらない村祭りの日。父の担当を代行した。

三地区で毎年当番が変わるもので、来年は担当地区となるため、その引き継ぎの行事があった。その時間よりも1時間半近く前に公民館への集合となるものの、手持ちぶたさありあり。それでも、普段は聞かない帰省先の先輩、長老の話を聞いていた。すると、不思議と馴染んでくる。地元の言葉満載に安心も覚える。

当番の地区の人を迎えに行き、御神体を背負った人の先導で提灯を掲げ、雅楽の音をCDプレーヤーから流しながら、公民館まで誘導する仕事。そういえば祭りの夜、何かの音と共に少しの行列が歩いていたなあと、昔々を思い出すというか、これだったのかと始めてわかった。

公民館では、神主の下、粛々と引き継ぎの行事が行われた。ピンチヒッターのため、正装で加わることができなかったが、雰囲気は十分感じ取った。

こういう行事に加わり、始めて、祭りの意味を知ることもでき、また、地元を見つめ直すいい機会となった。来年は当番地区で、これまで以上の仕事があるとのこと。少し、肝に命じ、何より明日の朝早くにある、のぼりを降ろす作業に備えることとしよう。

神事、故に、今回は写真なしとなる。