日曜夜9時、ドラマ「半沢直樹」の放映が延期になり、その代わりに出演者へ質問形式の生放送を観ている。
ブルーマンデーを少し和らげる、前日の勧善懲悪番組は毎週楽しみにしているが、時には息抜きもいいものだ。
ある平日の休み、職場に置いたクルマを取りに行く日があった。その前、仕事でもめったに行かなくなった銀行に行く。自身の仕事と比べたら、緊張を伴う窓口業務とあらためて知る。
そうしてバスに乗るが、ダイヤは土日を見てしまう習慣にひとり笑い。仕事している人が行き交う街中を通るのは、案外新鮮でいい。
ちょうどのランチタイムは、あてにしていた肉蕎麦屋が満席となり、フラフラしていたら、何気に見つけたこのお店へ入る。
しば田
3人組のテーブルのとなりに座り頼んだのがコレ
肉そばのセット。煮物にご飯もつく面白い組み合わせ。麦茶のグラスがロックグラスなのが、夜のお店でもあることを表している。
店主が肉そば好きで提供することにしたというだけあって、美味しくいただいた。
実は入ってすぐに、となりのテーブルが、今日入った銀行と同じ銀行の本店の行員3人組と、旗章ならぬ行章?で判断した。
それより何より、聞こえてきてしまう会話が怖くも面白い。うちの課長に女の子が生まれたのに、どうして女ココロはわからないのかなあ〜という話なんかも聞こえてくる。他には客ひとりとはいえ、銀行の看板を少しは背負っている気があれば、内輪話はほどほどにだろうに。
気分良く帰っていった3人組、その後、店主と会話する中で、そこに話題は移っていた。聞くと、お堅い仕事の人は、案外、内輪話をボロボロと話すという。商売人が飲みに行っても、そこは信用問題で、うかつには話さないという。
壁に耳あり障子に目あり。ランチで気を抜くはいいが、話す中身もやはりTPOに気をつけたい。