徒然ブログ 風まかせ筆まかせ

日々の気づきと雑感 食べもの、映画、本に天気が多いです

これからでも活かせる雪道の歩き方

今週のお題「雪」です。

子供の頃は、西風に乗り運ばれてくる雪のため、屋敷の西側には、秋分の日が過ぎる頃から太い材木を柱にして、茅をすのこ状に編んだものをくくりつけた高い雪囲いがあった。そして、そのてっぺん近くまで雪が積もり、そり遊びには格好だったのを覚えている。

いつからか柱は鉄パイプになり、市販の防風ネットが年中貼られるようになった。

近くの道路は、地吹雪のメッカみたいな吹きさらしの中にあり、交通量が程よくあるため、以前は、70台とか30数台のクルマが地吹雪で視界が遮られ、玉突き衝突を起こすこともあった。小学校時代は、地吹雪の中の登校で、雪の積もった用水路の上を知らずに歩いていたということも。冬の厳しさは、雪の厳しさといってもいい。

当然、歩くにもコツがいる。体重が後ろに残るから、足だけ前に行き滑って転ぶ。そこで自然と身につける雪道の歩き方がある。

1 足を高く上げない。上下動が大きくなり、重心が安定しないのを防ぐ。

2 出来るだけ足は水平に動かす。腰の位置があまり変わらないように。そして、重心は少しだけ前に置く。

3 着地の時に膝を少し曲げ、体重がしっかり乗るのを和らげる。

4 3で曲げている間に別の足を前に出す。この時、歩幅は小さめに。

5 着地の時は、足のひら全体で着地し荷重を分散する。

動作を分解するとこうなる。

つまりはペンギン歩きになる🐧

もちろん、滑らない、滑りにくい靴、長靴だからのこと。

都心で珍しく雪が降ると、こけている人を流すニュースがあるが、絵としてはわかりやすいがそこに少し悪意を感じつつも、その靴と歩き方ではね〜と雪降るところの人は、ついツッコミたくなってしまう。悪しからず。

よろしければ、他の記事もhttps://kazukun2019.hatenablog.com/