ある日の杜の都でのコンサート前、小腹を満たすために訪れました。
くだものはいたがき、いたがき本店へ
仙台駅近くの交差点角に大きく鎮座している老舗青果店。プレミアム感と庶民感、どちらにも通じるオールラウンダー。ゆえに、客層も幅広い。甘く美味しいフルーツの前では、店員さんも、客も自然に笑みが出てしまう。肩肘張らない感じが店内に充満している。
併設の喫茶コーナーに入りカウンターを眺めれば、カウンターには盛り沢山のフルーツ!天井のスタンドも黄色いフルーツを連想させる。
間近でみれば
俄然、美味しいのを食べたい〜の欲に駆られて数あるメニューから悩んだ末に
アップにすれば
タマゴと野菜のミックスサンド(からしマヨ入り)
ハードめな卵焼きは、塩を利かせて甘塩っぱくしている。タマゴもパンも分厚く最近のタマゴサンドのトレンドなのも嬉しい。対する野菜サンドのシャキシャキ感も、もちろん旨し。ドラゴンフルーツに飛びこんでいる苺も可愛い。
片やこれもいい
いちごトースト🍓(春季限定)
甘酸っぱいいちご、粒あん、バターという、意外にも好相性の組合せ、そこにスライスアーモンド、お好みでシナモンを散らしてお召し上がりください。
だって。美味しいに決まっている。あん、苺、バターの異なる甘さの三重奏をシナモンが引き立てる和洋折衷トーストなり。
どこのテーブルも、美味しいフルーツを出されたら、会話が弾むに弾んでいる。
お腹と心を満たしたら、店内を物色する。品種と産地の神経衰弱を楽しむのもいい。贈答、お持たせ、お家用と万能な品揃えが、老舗の安定安心に証。イチゴを食べても、またイチゴを買い、河内晩柑も手に入れる。
その後のコンサートも盛り上がって、至福の一日だった。
その翌朝には、またものイチゴが登場する。
甘さに弱いタイプで良かったと再認識する。つまりは甘いオトコかな