センター試験の振替休日の昨日の木曜は、高速バスで1時間の杜の都へ。
買い物は決めていたが、何よりもランチがお目当て!前日に予約をしてなく、どうなるかの開店30分前の電話でカウンターを予約できた。
地元のグルメ月刊誌の先月号に取り上げられていて、民家をイノベーションし、白壁とミントブルーとカフェオレベージュの室内色のかわいい店内に、地元野菜を使ったレストラン、とくれば行きます!
オープンの11時半に入店
カウンター6席は、黄色、ベージュ、白の色。4席分、シルバーがセットしてある。シェフの動作がよく見える席に座る。必要十分、無駄のない調理道具と食器類。
手元だけが見えない調理台で軽快な包丁の音をさせて出てきた前菜
ラペ、紋甲イカ、シイタケ、カブ、ニンジンの5色。食べる前に、じっくり眺める眺める。
期待を加速させたところに出てくるのは
地場野菜のガーデンサラダ
次いでパスタ
芽キャベツのトマトソース
酸味を抑えたトマトソースが芽キャベツの甘みを引き立てて美味しい!
春菊のジェノベーゼは、苦味が程よく和らいでいる。
そうしてメインが登場!
岩中ポークの低温ローストは、湯煎したかのような火の通り加減。外と中の柔らかさがおんなじで、フワッと食べれる。酸味を弱めたバルサミコが肉の甘みを引き出す。
牛リブのグリルも、これまた肉の柔らかさが外と中、同じくらいで美味しい。
デザートのイチゴのタルトも季節感が出ていて、エスプレッソによく合う。
合間をみてシェフと少し話ができた。店名は、シェフの名前の岸根をとったものだが、キシンとも読めるとか、そんな話をぽつぽつと。真剣な顔が一瞬ほころんだ瞬間だった。二階席も予約で満席。予約なしで訪れるひと多数なのが人気の証拠。故に予約優先となる。
満足しっぱなしの1時間半。外に出た時、ランチはこのくらいゆったりが理想。食で満たされて、もう買い物欲も失せかけるところを奮起?して見回る。東急ハンズに行くことなく、良さげな弁当箱を見つける事が出来たのが収穫だった。玄米ご飯のお店もあり、たまに出かける杜の都は楽しみに満ちていた。