サクラ便りが北上し始める今週は、卒業式があった。
会場入り口の整理員で参加?
向かう途中の旧県庁前では、会場入り前に写真を撮る卒業生。
振袖袴着姿のトレンドを知ろうと、会場入り口から、看板前で写真を撮る列を眺めている。
式の前後は大人気だが、開式中のためフリーな看板をパチリ!
それからは、会場内の扉の前で耳をそば立てて、学長祝辞を聞いていた。
最終試験として、卒業生に、「どうしてコロナ禍の中、集合して卒業式を行うのか?」という問いが投げかけられた。
答えは自分で考えること!になるのかと思い考えたが、学長が自答し解説していた。ホッとした。と同時に、最後まで考えされるのも、この学長らしいと思った。
その後にあった総代の答辞も、大変さと頑張った証が伝わるものだった。
そうして、いつもは出迎えの後輩で賑やかな出口には、静かな曇り空が待っていたが、それとなく温かみのある空気を感じた。
やっぱり春だった。