昨日は職場の新年会を兼ねた歓送迎会だった。
歓送迎会の主賓二人は共に自分のシマのメンバーだが、あいにくの欠席となり、新年会となった。
気さくなメンバーとのバカ話で盛り上がりつつも終盤へ。締めの挨拶を頼まれていたため、ジワリジワリと話す言葉を考え始めた。
ざっと思い出すと、「課長の下、ふたつの課がまとまりゆるやかに連携をとれていると思う。この担当の仕事は、他の部署やキャンパスからも、ますます注目されることになる。それを心地よいプレッシャーと感じて仕事することが、自分のために課のため、学生のため、大学のためになる。と思って、明日ちょっと頑張れる機会になっているなら良かった。」みたいな事を話す。借り物の言葉に聞こえるかもしれないが、案外、思っていたことを考えなしに話せた。
お世辞だろうが、スムーズに話す様にか内容にか褒め言葉をもらうも、近場の人にだけ解説をしてみた。
話すべき事と話したい事のバランスが大切。前者ばかりだと形式だけで個性がなく、後者のみでもダメ。話する言葉というか単語があって、その単語を話すために前後に言葉をくっつけて、それを文章にする。そうやって、いくつか文章を作ったら、文章の順番を考えると話が出来上がる。と。
実はこれ、読書感想文を書く作業を話す時に置き換えたもの。中学で、課題図書の読書感想文を書くときに、自然とこういう作り方をした結果なのか、県大会で入賞したことがあった。国語の先生がすごく喜んでくれた事を覚えている。夏休み、夕方、西日が差す部屋で、さながら作家のような気分になりながら、書いていた事を思い出す。
今も通じるテクニックがあるのが、嬉しい。