タイトルのPF。Premium Fridayの勝手な略。
月を追うごとに聞かなく使わなくなった言葉。
先月まで使っていた大手ドラッグストアのチラシに、今月その文字はなかった。
されど、仕事は2時間の早上がりで、ひとりPF気分を味わう。
この時間の帰省ならクルマも少なく走りやすい。
夕ご飯の準備ができる時間に着いて、少しするともう19時。外の明るさに時間の感覚が少しずれる。
二階の部屋から西の空を見れば、いつか見たクレージュの空が広がっていた。そしてそこには、青空の水色を今回は含んでいた。冬の終わりのその時から、季節の進みを知る。
刻々と変わるゴールドの日差しの上に乗る雲も、心なし軽やかに見える。
そして、少しのセンチな心は、虫刺されの一瞬で終わり、自然界とセンチは無関係と知る。