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年の瀬を感じる光景〜年賀状受付開始とカレンダー〜

朝日を真東に受けながのクルマ通勤。その陽の低さに冬至の近さを知る。

今週の日曜からは、年賀状の受付が開始されている。投函の様子は全国ニュース、各地のローカルニュースで取り上げられ、季節の名物行事となっている。出すことを楽しみにし、準備してきた人にとっては、やっと叶う日であろう。

しかし、元日までにはまだ半月ある。11月に入れば喪中葉書が届くようになり、受付開始までが一応の目安だろう。それでも、その後に、ということがあって欲しくはないが皆無ではない。

実際、投函後に起きた際には、賀状を既に出した事を伝えた事もあった。

それからは、確実に元日に届くとされている日のギリギリのところで出すようにしている。

無用な用心というヒトがいたとしても、投函は自分でコントロールできること。

どれだけ早めに投函したかではなく、考慮しながら間に合うように、投函できたかが考えるべきポイントだろう。

出す楽しみは、時には一方的だったりもする。

もうヒトネタは、カレンダー。仕事柄、企業からのカレンダーが届いている。毎年同じところから、同じ柄やシリーズのものが届く事も多いが、その数や質、スタイルから景気を知る事ができる。平成ヒトケタ前半では、数も多く、スタイルも華美なものが多かった。

とりわけ豪華だったのが、工業高専勤務時代に届いたオリエンタルランド!つまりはディズニーランドを運営する会社のもので、紙芝居のような分厚さと大きさで、これと共に過ごす一年が楽しいことを約束されているかのようなワクワク感満載のものだった。初回に手にした翌年末は、来たら貰いますと宣言し予約?していた記憶がある。多分それは景気の良さもあったからだろうが、機械メンテ要員として、工業高専へのニーズがベースにあるゆえと思っている。求人もカレンダーもよりどりみどりだった。

その後、大学で勤務を始めるが経済も求人も冬の時代となれば、件数も減り、質素、シンプルなものとなっていった。さらにエコブームとなり、おとなしい風景写真、かつ、一枚に2ヶ月の暦が並ぶ総枚数半減タイプが増えていった。今では、リングが紙製のものもだいぶ増えてきた。今年はどんなトレンドがあるのか楽しみにしている。

そんな中、さすが!印刷会社の卓上カレンダー!と思わせるものをもらった。昨年もそうだったかは忘れたが、その心意気というか意地というか、一線を画してある感が分かりやすくはっきり現れていた。

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手前が、今年の最終月。

奥が、来年のカレンダーの中の今年の12月???と表紙。来年なのに、今年の12月?とは、間違いではない。今年の12月分1枚プラス来年の12ヶ月分の12枚の計13枚もの。来年の12ヶ月分プラス今年の12月分ともいえる。(文字にすると12ヶ月と12月と12枚がかなり紛らわしと気づく)

つまりは、今月分がプラスのサービスでついているもの。カレンダーは、1月から新たになる!のではなく、営業用、宣伝用のため、配る12月から切り替えて使うてもらおう!という想いからなのだろう。

ここの代取の方は、随分前から知っている方で、自ら営業も務め機動力があり、小回りと融通が効く会社規模なのも相まって、重宝されてきていると思っているが、こういうところにも、会社の(というより多分は代取の方)の使ってもらおうというカラーというか営業精神、サービス精神が現れていると感じる。

愛される会社というのは、こういう点でもわかるもの。さっそく、ひとつは実家のテーブルに今月から一年と一ヶ月の少し長くにわたり置くことになった。その時は、今年使ってきた同社の卓上カレンダーの年次交代の時でもあった。