晴れた朝の青空、それでも空気は冷たい。
寝不足と夢見の悪さのあとに起きた。
11年前の3月3日が母の命日。朝、シャワーを浴びていたところに電話があり、帰省した。なので、その時間帯は、どうも落ち着かない。
日中も、なんとも言えない、モヤっとした感覚に包まれていた。
何より無事に今日を過ごそうと、一年で一番慎重になる日にいつしかなっている。
命日に帰省できない今年は、仏前への花を手向けるようにと、昨日のうちに父に伝えていたため、心の中で手を合わせた。
近く帰省し、墓参りをしよう。
昼食終わりの食堂からの眺めをなぜかパチリ
すっかり雪はない。先月はこうだったのに↓
青空と雪の白のコントラストをきれいと思えた晴れた日が、ずいぶん前のよう。
そうして、今頃の夕景
春に向かう。春に向かっている。
それだけで、心が柔らかくなれる。
今年もそう思わせるのが、この時期の命日なんだろう。ならば、いい日なんだと思った。