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コールドムーンに照らされて、からの灯り考察

昨夜、ふと明るい空を見上げると、そこには12月の満月🌕、コールドムーンが昇っていた。寒空をより際立たせる黄色の月が、凛と佇んでいる。その清らかなこと、潔いこと。

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神戸で撮られたものがネットニュースに挙がっていた。

最近は、夕景ウオッチャーから、月見人(つきみびと)になっている。

そうして今日は、満月と見紛う月に、時には正面に、時には右手にと見守られながら、帰省した。

高速から見えるレンガ調の病院は、お城のように厳かにライトアップされて見える。そうかと思えば、山道で、路肩の雪越しに、山間の村の外灯が蛍火のように見えたり、家の灯りに人の暮らしがある暖かさを感じたりもした。

山を下り平地になれば、国道沿いのコンビニの灯りがひときわ目に入ってくる。

青白い白に、複数の色を混ぜたカンバンが、暗闇の中で明るくもどこか虚しく無理して光っている。

ここは、24時間営業なのだろうか?バイトが入らず、オーナー夫婦が交代で入っている、なんてことはないだろうか?なんて事を思ってしまう。

コンビニ出来立ての頃は、いつでも気軽に便利!快適!と、田舎の都市化みたいなものと思ったが、今は、はて、そこまでして、夜中もいるのかなあ〜と思ってしまう。自身、多分夜型だが、朝昼晩のメリハリがないような象徴でもあるような。四季がはっきりしている国と、土地に住んでいて感じる感覚と、はっきりしていない土地での感覚の違いのようなものだろうか?

こんなことを、あたり一面田んぼの中にいて、漆黒の闇の中、外灯が海に浮かぶ船の漁り火のように見えるところで書いている。