かなり前からチビダラ読みしていたものを読み終えた。樹木希林へのインタビューや対談から、テーマ毎に取り上げたもの。
葬儀の喪主代理となった娘の挨拶で、生前「おごらず、他人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」と言われたと話したことをヤフーニュースで知り、大学生協で帯にも書いてあるため、俄然、興味をそそられ買ってから、ふらりと読んできたもの。目次だけでも充分、読むことが楽しくなりそうなものだった。
不自由なものを受け入れその枠の中に自分を入れる
とか、
死ぬために生きているのではなく、生ききって死というものがあって
というものなど。
物欲への執着の無意味さや哀れさを感じる一方で、人しての性行の大切さ、生きる生き続けることとはどういう事なのか、を今までにはない視点、考えで聞いたことになる。
こだわるべきポイントとそうでないポイントが、だいぶクリアになってきたようにも。
時々、ふとした時に読み返す本になるだろう。
そんな本との出会いが嬉しい。
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