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映画『ベン・イズ・バック』を観る

早くも火曜を終える日の移り早さに驚く。まるでバランスを取るかのように、今日も?映画館へ。いつもの最小シアターのいつもの席に座るのは、3作連続!ここで、『ベン・イズ・バック』を観る。

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24 時間だけ家族と過ごすことを許された薬物依存治療中の青年ベン。母は久しぶりの再会を喜び温かく迎え入れるが、息子の人生を破滅させる恐ろしい事実を知ってしまい全力で彼を守ることを決意する…。不完全な家族が不完全な世界で懸命に生きる姿をサスペンスフルに描く衝撃作。とある。

依存症を責める本人。克服を信じる母。信じていない父と娘。昔を知る友人の対応。

2時間未満のコンパクトさが程よく、息子が母を想う気持ちより、母が息子に向ける愛は、比較出来ない程大きいものと感じた作品だった。相手を思う気持ちが、ポジティブに向かう母と、ネガティブに向かう息子という対比にもなった。

主演がジュリアロバーツとなれば、映画『プリティーウーマン』となり、往年の名女優の作品と評されるかもしれないが、今の演技の方が、年齢を重ねた円熟味ということから、往年とは今を指しているのではと思う。

ショーン・ペンジュード・ロウもそうであるかのように。

開演直前に、ひとりの女性が、離れたところに座る友人を見つけて、両者驚いていた。帰りの駐車場で、楽しげに立ち話の2人を見て、こんないい映画を観た二人も?きっと心根のイイヒトなんだろうな、と思うのであった。

以上、本日の自己満足なり。