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映画『長いお別れ』を観る

お風呂上がりのビールでほろ酔いとなり、知らぬ間にソファーに横になり、気づけば夜中の2時半。そこから、キチンと寝始め、テレビのタイマーで起きるという、実家なのに、なぜか安らいでいない、いつも?の帰省の翌朝。

いつもの朝食を摂り、親戚の家に行っている父の元へ届け物をしたら、引き返し、そのまま木造り満載の映画館へ。

ここで、映画『長いお別れ』を観る。

人気作品ゆえに、小さなシアターは、日曜効果もあり、カウンターで選んだ時には満席の一歩手前。運良くちょうどの席が空いていてゲット。

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70過ぎた元校長が、認知症を患い、その進行と終期までを妻や娘、孫たちの関わりで描いた作品。観なければと思っていたものが、やっと観れた。ここに来ている人は年配の夫婦が多いが、少なくとも認知症ではないから、笑ったり泣いたりしながらだから、観ているんだなと。

徐々に進行していくのは、慣れる慣らされる良さと怖さが同居していることになる。最後の方は、認知してもらえなくなる悲しさを表していた。生きることは、それだけで大変だが、生き抜くのはさらに大変な事だろう。

山崎努の演技も良く、最近、話題の人となった蒼井優も、この作品を観て上手い女優だとわかった。

親孝行を考えさせられる。孝行に充分ということはないだろうが、出来た事を素直に認める事が必要と、何かにあった。

できるだけのことをする。ただ、それだけだろうと思う。できることしか、できないわけだから。そして、できたことを良しとすればいい。その繰り返しなんだろうとも。

センチな想いは、併設のパン屋での遅い昼食用の惣菜パンと、ポイントでゲットの美味しい食パン🍞を、黄色の袋に包んでもらったことで、簡単に昇華した。

次の予定があるため、近くの河川敷に向かい、階段に腰掛け、曇天の下、遠くに山とそこに向かうなだらかな面、その手前で野球をしている様を見ながら食べてみる。

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すると、曇天の方が緑が深く見える事が、意外な気づきとなる。もう、春の緑ではなくなっていた。

そうして次はクルマの試乗へ。チョコ色号の車検を来春に控え、気になる特別仕様車が試乗となっているのを調べていたため、朝にアポを取り、定時に出向く。

安全装備もそうだが、クルマの様々な進化を知る色んなシーンを試せた40分のロング試乗となった。店長さんとは、車中で働き方改革の事で、自然と盛り上がり、クルマの説明は、その間、中断となるのも面白い。どこも大変だなあと。

今日は、次の予定、ホームセンターで窓用のUVカットのフィルムを、イオンでは夕ご飯の食材を仕入れて、これにて帰宅となった。カラダを考え、ジンギスカンメインの、一応考えたものを作る。

そういえば、試乗で海岸近くに行ったが、おととい海開きをして最初の日曜。

楽しみにしていた海水浴客の車列を横切っていた。

梅雨明け前なれど、着実に、夏は来ぬ、を感じた日となった。