早めの年越し蕎麦当番の役割を済ませて
紅白歌合戦を観ている。
ビートたけしの「浅草キッド」にしんみりしたり、King Gnuもちゃんと知った。竹内まりやの安定感に納得もし、MISIAが紅組トリで良かったり。笑ってはいけないお笑い番組と往復しつつ、結局、帰省前後で、それぞれ録画予約し復習に充てるという優柔不断という欲張りな行為に出ている。
近年は、帰省先で軽く一杯のまま寝落ちし、紅白の勝敗結果を知らない年が続いていて、あえて、職場で教えてもらうという荒技に出た事もあったが、観たい歌手を点在させているプログラムのバランスの妙。そのため、ビートたけしに間に合わすべく、自ずとお風呂タイムは決まった。
活動量が少ない日は、昼と夕食の2食で丁度いい。今日はコーンスープで目を覚まし、朝刊に入った初売りフライングチラシで明日を妄想したら、観光物産館近くの人気回転寿司で、またものお昼とする。
漁がない日と、早めの閉店時間もあり、切り身よりも漬けなんかが多く出回っている。ザンギで〆る。
正月菓子を買えば、苺プリンが気になる。地元にセレモニーホールのおせちを取りに行ったら、もうクルマは車庫に入れて、今年の乗り納めとした。
数の子の塩抜きも、乾燥いもがらを戻すのも、明日の雑煮とおせちに向けて進行している。
今は、白組の勝ちを見届けたら、そのまま「ゆく年くる年」で初夜の鐘を聞いている。ゆっくり眠り始める頃、外では初詣に向かうクルマの往来が始まる。
明日になれば来年になる。
来年の事は来年に書こう。たとえ鬼が笑う時間など微塵も残っていないとしても。