徒然ブログ 風まかせ筆まかせ

日々の気づきと雑感 食べもの、映画、本に天気が多いです

パスカル「人間は考える葦である」から、考えるということを考える

2時間休暇を取り、早めに帰省。夜7時半でも空に漂う雲が見える。今日は満月🌕どうりで、と思い当たる節があった。ガソリンの高騰は、雪はないものの凍結一本手前の山越え路面と相まって、エコドライブを推進させる。

反対車線を走るクルマの方が多い。郡部から都市部への週末帰省というわかりやすい週末。前後にクルマはなく、走る時間が長いとあれこれと考える。お題はなく、その時々に湧いてくる。

今回は、「考える」ということを何気に考えていた。専門性があればもっといい考えが出るだろうに。ヒトに聞けばもっといい考えが出るだろうに。本を読めばもっと。などと、頭に出てくる。

それでも考えずにはいられないのは、どういうことだろうか?考えたんだから、まあいいじゃない。なのだろう。

ここでパスカルの言葉が出る。

「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である」

これは、人間の自然の中における存在としてのか弱さと、思考する存在としての偉大さを言い表したもの。とある。

ミクロの存在がマクロの存在でもあるということでもあるが、こういう相対的に大きさが異なる両方であるという考え、考え方は好き。片方ではなく、いずれでもあるというもの。

このブログでも、時々、考えを表すことがあるが、それはその時の、一応、最上、最高の考えであるが、その後に触れるもの、仕入れた知識知恵、他の人との関わり言葉で受けたもの、なんかで変わりゆくもの。

これはこういうものだ、考えるのだ、考え方なのだ、これでいいのだ!と言えたなら、さぞいいだろう。その時には、まとめたものを上梓するぐらいになれるのだろうか?

そんなこんなで考えることについて考えるという考え、の無限ループは続く。

運転で凝った身体と、この下書きで凝った頭を癒すのは、さっき作った野菜スープだった。

f:id:kazukun2019:20200110214233j:image

クノールのほうれん草とベーコンのカップスープを2つ使って、にんじんと小松菜としめじを入れて、タマゴ2個を溶いて白だしで味を整える。明日の朝の分もあり。