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美術展「北斎づくり 漫画から富士まで」を観る 鑑賞スタイル付き

おとといのランチ記事で予告していたイベントとは?

美術館で葛飾北斎の企画展「北斎づくし 漫画から富士まで」を観る。

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まずは、エントランスのシャガールの絵に引き込まれる。のもいい。

富嶽三十六景北斎漫画が展示してある。

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赤富士こと『凱風快晴(がいふうかいせい)』しかり、

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尾州不二見原(びしゅうふじみがはら)』しかり、遠近画法、ポイントの置き方、どれもすごいと唸るものばかり。

次いで北斎漫画のコーナーへ。絵手本として描いたもので、バリエーションの多さ、表情の豊かさに目をやる。

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とか

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2時間近くかけて楽しく観た。

今回は、順番に観るタイプのもので、普段の美術展での鑑賞法とは少し異なる。普段は、

・そのフロア、コーナーをざっくり観る

・気になるものをしっかり観る

というもの

遠目でも、インスピレーションに響くもの、その感覚、感性に従って、ピンときたものをじっくり観ていく方法。

美術の先生もお勧めの方法とは、後で知った。

それから

・近くだけで観ず、離れても観て、構図全体から伝わるものを感じる

・受付で鉛筆を借りて、展示リストで気に入ったものに印をつけて、帰ってからの復習に役立てる

というのもある。ゆえに、フロアをあちこち動き回るプチ不審なヒトになったり、後ろからのヒトが耐えきれずに追い越すなどということもある。べつに並んで順番通り観るものでもないから、それでいい。それと、名画と称されるものが、毎回ピンとくるかといえば違ったりする。

信じるべきは自身の感性。それでいいのだ!

半日の休暇でも、充分に満足した午後となった。

本家のココも、もちろんよかった

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両国駅近くの「すみだ北斎美術館
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2017/07/17訪問

オススメです