おとといのランチ記事で予告していたイベントとは?
美術館で葛飾北斎の企画展「北斎づくし 漫画から富士まで」を観る。
まずは、エントランスのシャガールの絵に引き込まれる。のもいい。
赤富士こと『凱風快晴(がいふうかいせい)』しかり、
『尾州不二見原(びしゅうふじみがはら)』しかり、遠近画法、ポイントの置き方、どれもすごいと唸るものばかり。
次いで北斎漫画のコーナーへ。絵手本として描いたもので、バリエーションの多さ、表情の豊かさに目をやる。
とか
2時間近くかけて楽しく観た。
今回は、順番に観るタイプのもので、普段の美術展での鑑賞法とは少し異なる。普段は、
・そのフロア、コーナーをざっくり観る
・気になるものをしっかり観る
というもの
遠目でも、インスピレーションに響くもの、その感覚、感性に従って、ピンときたものをじっくり観ていく方法。
美術の先生もお勧めの方法とは、後で知った。
それから
・近くだけで観ず、離れても観て、構図全体から伝わるものを感じる
・受付で鉛筆を借りて、展示リストで気に入ったものに印をつけて、帰ってからの復習に役立てる
というのもある。ゆえに、フロアをあちこち動き回るプチ不審なヒトになったり、後ろからのヒトが耐えきれずに追い越すなどということもある。べつに並んで順番通り観るものでもないから、それでいい。それと、名画と称されるものが、毎回ピンとくるかといえば違ったりする。
信じるべきは自身の感性。それでいいのだ!
半日の休暇でも、充分に満足した午後となった。
本家のココも、もちろんよかった
2017/07/17訪問
オススメです