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サカナクションな夜、3度目

昨日は年休をとり、午後からクルマで杜の都へ。

待ちに待ったライブ❣️

SAKANAQUARIUM2020"834.194 光" - サカナクション

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3度目もとなれば、慣れと余裕ともいいたいが、昨今の状況か、出かけるにも、そこに居るにも慎重になる。

バスではなくクルマで移動。慣れないマスクは、メガネが曇りにくいタイプ。それでも、雨降りと雨上がりには曇ってしまう😓

重い気持ちを吹き飛ばしたく会場に着いてチケットのもぎりは、オンラインチケットを示して、スタッフが横にスライドするタイプ。

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進んでいる!ホールに入れば

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サカナクション風?のゆらぎショット(単なる手ブレ)

場内がスモークに包まれている。

三階から舞台が見えない。開演前の演出?にしてはスモーク焚きすぎでない?見えないよー。とかとか思っていたが、これが対策。次亜塩素酸というかクレベリンみたいな空間清浄剤なのかを噴霧している。マスクみたいな薬剤臭がするのはこのせい。湿り気もあり、空中に浮遊するものを落とす効果もあるからだろう。

コンサートの開催が危ぶまれていただけに、開催がこんなにも嬉しくありがたいとは!

そうして始まった18時半

得意のレーザービームを抑え目の一曲は

「グッドバイ」

新旧のノリノリ曲で進んでいく。三階にいると、レーザーの光は一番長く見ることができる。手を伸ばせば届きそうで届かない高さはもちろん計算づく。どの階でも、みんなが手を伸ばしている。

茶柱」では、お茶、多分ほうじ茶の香りを噴霧させて、嗅覚、味覚でも曲を感じることができた。視覚に突き刺すレーザー光線のキレキレ感、聴覚を揺さぶるサカナクションサウンドと、五感のうちの四感で感じるコンサート、あとは触感

のみに期待している。そこからは、ヒットメドレーで盛り上がりっぱなし。マイクをかけている良さは、思いっきり歌っても気にならないと気づく。みんな、好きなようにカラダを揺らし手を振り、手を叩く。アンコールは、男性客をステージに上げて、曲名を書いたボールをボックスに入れたら、手を入れて選んだ二曲を即興でやるというもの。運良く、ノリノリナンバーが続いて、あっという間のエンドとなった。「アイデンティティ」の後は「ルーキー」という定番を、今回は「多分、風。」を挟むのもいい。

一緒に歌って踊っているその間は、すべてを忘れて楽しめた。

今までで一番繋がりがよくまとまった構成と思った今回のセットリストはこちら

1.グッドバイ
2.マッチとピーナッツ
3.「聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」
4.ユリイカ
5.ネイティブダンサー
6.ワ・ン・ダ・ー・ラ・ン・ド
7.流線
8.茶柱
9.ナイロンの糸
10.ボイル
11.陽炎
12.モス
13.夜の踊り子
14.セントレイ
15.アイデンティティ
16.多分、風。
17.ルーキー
18.新宝島
19.さよならはエモーション

アンコール

20.忘れられないの
21.スローモーション

22.仮面の街

23.セプテンバー-札幌version

 

興奮冷めあらぬまま帰ってきて、インスタをチェックすると、ボーカル・リーダーの山口一郎が、東京までの車移動の間、生ライブ配信をしていた。

ここで語られていてのは、開催の決断に至った苦労と音楽業界や経費、ファンとの関わり合い方などを赤裸々に。当日、開催の見合わせの要請があったこと、コンサートには多くのスタッフが関わり、中止することの影響の大きさ。そのコスト。中止でなく延期を選んだ理由。アーチスト、レコード会社や販売会社などの曲に関する関わり方や権利までを、時には涙を吐きながら伝えていた。

この様に、いかに純粋に音楽を愛して、ファンに音楽を届けることを考えている人なのかを思い知った。永久保存版にしたい、とか、コンサートチケット代上げてもいいよ、とか、グッズ買いますとか、ファンクラブ入りますとか、そこへのファンの応援しようとする書き込みと、交通費かけて、宿泊費かけて、バイトして、そうやってコンサートに来てくれるファンをものすごくありがたく思い、それ以上そんなに負担させたくないと話す山口一郎。いいアーチストにはいいファンがいる。自分もそのひとりでありたいと感じた。30分くらいは見てたが終わる気配ないまま、真夜中に7600人もの人と一緒に見ていた。

音楽を生業とするということ、そこに関わる人にも生業がある。その中での、対策をしながら、開催を決断した勇気というか判断。その価値あるコンサートを観れてよかったとつくづく感じた。

前回はこんな感じ

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アンコールでは写真解禁
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このツアーで恒例の集合写真
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誰もマスクをしていないのが懐かしい

だから絵になる