秋分の日も過ぎ、朝日が入り込む角度が低くなるのを実感する。
貴重な朝日とひんやりし始めた空気を浴びて、体内時計のリセットのために朝ご飯までの散歩が日課になりつつある。
市内に出かけて少し時間があれば、目的地近くをブラブラするようになる。
そうすると、普段は目にしないものも目に入る。
公園の東屋に垂れているのは、夜に光るLEDライト。昼なら花のれんのよう。
歩くさま、というより不意に押されたシャッター。写真ほど疾走はしてない。
東京タワー🗼っぽいものも見つかる。
最近、ある芸人の散歩ネタが気になるが、楽しめるのは多分、風景が変わるからだろう。田んぼに囲まれた田舎に育った者としては、隣村までは、道路の両脇全て田んぼ、隣村までの距離を田んぼ何枚で置き換えられる変化の無さ。一旦、外に出ると日陰がない環境では、視力は落ちないが、散歩は退屈になる。
なので、やはり変化は欲しいもの。街中の街ぶらは、穏やかに変化ありなのがちょうどいい刺激になる。(あんまり都会過ぎると、あちこち見回しておのぼりさんになるが。)
変化を求めたり、変わらない風景を求めたり、人の気持ちは、両方あって、これまた諸行無常なり。
それにつけても、散歩後のシャインマスカットの上手いこと、上手いこと。
今年は例年になく食べる機会が多いが、全国的に上位の採れる県にいることに感謝しないではいられない。
散歩ネタがいつの間にか、葡萄ネタで、終わろうとしている。
諸行無常は、ここにも簡単にある。