昨日の平成最後の日。とある場所を目指して新幹線へ乗る。
先に荷物を置くためホテルへ。歩行者天国に変わる前、朝の大通り。
凛として清らかな静かさに品位の漂いすら感じる。
そして制服で話題になったあの学校の校庭を眺め初の日比谷入り。公園があることに癒しを求めるのは、どこも同じだろう。屋上の庭園は少しだけ雨で濡れていた。
カスタードたっぷりアップルパイと野菜たっぷりランチで、またも簡単に満ちてくる。 歩行者天国になった中央通りは、心なし浮き足立った感がする。自身もその一人だからだろう。そんな気持ちを伝統の和菓子屋で落ち着けてみる。 夜は夜でチキンライス専門店でコースを堪能して、その時をあの場で待ち望む。はずだった。もちろん、起きていたなら・・・
その時は来た。のだろう。とわかった。 起きたのだから。真夜中12時をいくらか過ぎた頃。いくらかも寝ぼけて覚えていない。が、テレビはその賑わいを知らせていた。
安心のまま、キチンとした眠りについて、その日その時を静かすぎる程静かに迎えることとなった。
起きていたなら、その時を迎えたかった場所。 銀座四丁目交差点、和光の時計台前。晴天時バージョンと、当日の下見時バージョン。
今回のタイトルは、開始40秒で泣いてしまったあの映画『世界の中心で愛を叫ぶ』を変形利用したもの。わかる人にはわかるというもの。