徒然ブログ 風まかせ筆まかせ

日々の気づきと雑感 食べもの、映画、本に天気が多いです

イタリア映画『ワン・モア・ライフ』を観て、人生の短さに気づく事を少し考えた

イタリア映画、コメディ、この2つのキーワードだけでも興味がそそる。

いつものシアターで、映画『ワン・モア・ライフ!』を観た。

f:id:kazukun2019:20210501222549j:image

【あらすじ】

中年男パオロはスクーターで通勤途中、身勝手な運転が仇となり交通事故に遭ってしまう。死の瞬間、脳裏によぎったのは愛する妻と子供たちのこと・・。ではなくて、恋人に告げられた深すぎる一言や、客待ちタクシーの列の謎など、取るに足らないことばかり。しかし、そんなことよりも、予想外に短い寿命に納得できないパオロは、天国の入口で「健康のためにスムージーを飲んでいたのに!」と猛抗議。すると、前代未聞の計算ミスが発覚し、92分間だけ寿命が延長され、地上に戻れることに!傷心のパオロは、タイムリミット寸前まで愛する家族と一緒に過ごそうとするが、家族はしらけきっている。来る者拒まずで火遊びを繰り返し、妻に家事と子育てを押し付けてきたしっぺ返しに気づいたパオロは、最期の時が迫る中、家族の絆を取り戻すと一念発起。92分一本勝負の人生やり直しが始まった!

楽しいことだけを追いかけてきた楽天家のパオロが、初めて直面した人生最大のピンチ、“死”。死と直面して大切にするべきものに気づいた男に呆れ、家族の再生に泣く。たった92分でも本気になれば自分すら変えられる。ハートウォーミングな人生コメディ。

【感想】

さまざまことを先延ばししていたと気づいた時にわかることは、すべき時は今、ということ。といったような解説の言葉があったが、これから思うことがある。それは、人生を短いと感じることがいつ出来るか、もし、そう思えたら、その先の過ごし方は、それまでとは違うことになっていくものだろう。気づいてしまったのだから、変わっていく、変わらずにはいられないのが普通なのかもしれない。

変わらないでいいと思えるほどの過ごし方をできていたなら、それは素晴らしいであろうこと。

したい事、すべき事が、よりクリアになってくる。それはいい事だろう。

と思いつつ、怠惰な時間も楽しみたいあまのじゃくだったりもする。

それにつけても、イタリア🇮🇹の街中の景色、石畳みの道の綺麗なことよ!